女性が「サーフィンを始めたい」と思ったとき何が怖い?
女性が独りでサーフィンを始めるって結構勇気がいりますよね。「どうやって始めたらいいの?」「溺れたりしない?」「男性が多いイメージだけどいじめられたりしない?」「着替えはどこでするの?」などなど、サーフィンはしたいけど不安が大きすぎてなかなか一歩踏み出せない人いるんじゃないでしょうか。
わかります。私もそうでした。鎌倉在住歴40年、小さい時から海の近くに住んでいたけど、結局サーフィンを始めたのは30歳超えてから。
そして気が付けば49歳。体力は20代には戻りませんが、海に入る楽しさは年々増しています。若くもなく、アスリートでもない私だからこそ言える「リアルな始め方」をひとつずつお伝えします。
女性初心者がよく感じる不安
私や私の周りにいるサーフィン女子達に聞き取りしたサーフィンを始めようとしたときに感じた不安をまとめました。
- そもそもサーフィンの始め方がわからない
- ルール・マナーがわからない
- 必要な道具がわからない
- 危険じゃない?溺れない?
- 体力に自信がない
- 着替え場所・更衣室はどうするの
- 日焼け・肌・髪へのダメージが心配
以上、7点が主に上がった不安点でした。と、いうことで次にひとつずつお悩みを解決していきたいとおもいます。
そもそもサーフィンの始め方がわからない
この不安点の解決策は、ずばりスクールに入るです。どのスポーツでも共通して言えることですが、まずはきちんとしたコーチにきちんと基礎を教えてもらうのがうまくなる一番の近道です。
スクールにはいることにはほかにもメリットがたくさんあります。
例を挙げると、ルール・マナーをきちんと教えてもらえる、道具を最初にそろえる必要がない(レンタルは必要)、ローカリズムにすんなり溶け込める、などです。
ローカリズムって何?聞きなれない言葉、と思った方もいるのではないでしょうか。これはサーフィンの最もめんどくさい一面です。
サーフィンには縄張りがあり、それぞれの縄張りにいつもいる人たちのことをローカルとよびます。学生の仲良しグループをイメージしてもらえればいいかなと思います。そして、ここに入っていくのがなかなか難しい。中に入ってしまえばみんな気のいい人たちなのですが、とにかく初心者はこのローカリズムに苦戦します。
スクール自体がそれぞれの地域に根差している=ローカルに受け入れられている、ということになるので、スクールにはいればすんなりローカルに受け入れてもらえるという仕組みです。

私も初心者のころ謎にローカルに怒られ追い出されたことがあるよ。いまだになんで怒られたのかは不明・・・・
ルール・マナーがわからない
サーフィンにはワンマンワンウェーブ(one man one wave)というルールがあります。一つの波に一人しか乗ってはいけない、という意味です。
すでに、波に乗っている人がいるのに、その波に割り込んで乗ろうとすることを前乗り(drop in)といい、大変危険ななので絶対やってはいけない行為です。これは絶対に覚えておかなくてはいけません。

海の中でよく怒鳴りあいの喧嘩をしているのを見かけるけど、原因は99%前乗り。
下手すると殴り合いになったりするので絶対しないでね。
このYouTubeすごくわかりやすく解説していたので、始める前に一度視聴してみてください。
必要な道具がわからない
必要な道具は、サーフボード(5万円~20万円)、フィン(1万円~2万円)、リーシュコード(2,000円~5,000円)、ワックス(1,000円)、水着(1,000円~2万円)、ウェットスーツ(1万円~10万円)です。
こちらについては別記事にまとめているのでそちらを参照してください。
40代 サーフィン始めるのにかかる費用
全部を一度にそろえるのは予算的に難しい場合は、レンタルという方法もあります。まずはレンタルして自分に合ったものをゆっくり探していくというのもよいのかなとおもいます。
ちなみに、私がサーフィンを始めたころはサーフショップは非常に入りづらいところで、レンタルという選択肢はあったのかな?という感じ。
とりあえずよくわからないまま必要なものを最初に全部そろえました。結果、ウェットスーツをダイビング用のウェットスーツを購入してしまい、肩回りを動かしづらくすぐに買いなおしたのを覚えています。
今は、いろんなところにサーフショップがあってレンタルができるのでいいなと思います。

最初はレンタルがおすすめ。
鎌倉にあるサーフショップも別記事でご紹介予定。
危険じゃない?溺れない?
こちらの解決策は、足がつくところでサーフィンする、波が大きい日は入らないです。
溺れる心配については、足がつくところでサーフィンすることで解決です。サーフィンができる海はいろいろありますが、まずはビーチで遠浅な海で始めるとよいでしょう。
ちなみに、私は鵠沼で始めました。鵠沼は海水浴場にもなっている広いビーチで足がつくので、転んでも溺れる心配がないです。
危険に関しては、波が大きい日は入らないことで解決します。
危険を感じるということは、自分の実力に見合わないコンディションでサーフィンしているのが原因です。特に、少しサーフィンができるようになってくると大きい波にチャレンジしたくなるものです。しかし、波が大きい日は、海の中で流れ(カレント)が発生しがちです。気が付いたら、ずっと沖に流されていたり、テトラポットのほうに吸い寄せられて戻れなくなってしまうということもよくよくあります。
私も、離岸流では怖い思いをしました。
波が大きい日に「よし!!入ってみよう、沖に出れたらラッキーかな」くらいの軽い気持ちで沖に向かってパドルを開始しました。そうしたら、不幸にももスーッと沖まででれてしまいました。「あれ?私パドルが早くなったのかも?うまくなったんだ」と喜んでいたのもつかの間、あっという間に沖に流されて他のサーファーがあっという間に小さくなっていったんです。すごく怖かった。恥ずかしいの承知で大きい声で「助けてーー!!!!」と叫び続けて、何とか溺れずに済みました。本当に怖かったです。それ以来、怖いと思った日は無理はしないようにしています。

怖いと思ったら入らない判断が大事
体力に自信がない
初心者がサーフィンを始めるにあたってはそれほど体力は必要ないです。もちろん、そこから「良い波に乗りたい」「大きい波に乗りたい」「技を決めたい」というようになると、早いパドルが必要になり、早くサーフボードに立つ動作が必要になり、サーフボードを抑え込む脚力が必要になってきます。しかし、これから始める段階では体力はさほど必要ではないです。と、いうかどんな体力自慢でもサーフィンをする筋肉ではないので体力・筋力という意味だと大差はないので、体力について心配は無用です。
面白い動画を見つけましたので参考にしてください。初心者のうちは体力より慣れが大事だということが、この動画でよくわかります
ある程度上達して、もっといろんなことをやってみたいという方の筋トレについてはまた別記事でご紹介していく予定です。
着替え場所・更衣室はどうするの
こちらもずばりスクールにお世話になるというのが一番です。
スクールには更衣室はもちろん、貴重品を預けるロッカーや温水シャワーを完備しているところもあります。外で着替えることに抵抗がある女性はスクールを利用することをおすすめします。
日焼け・肌・髪へのダメージが心配
日焼けについては、サーフィン用の日焼け止めクリーム、帽子、グローブ、ラッシュガード、レギンスを利用することをおすすめします。
サーフィン用の日焼け止めは日常の日焼け止めとは肌にとどまり方が全く違います。テクスチャーもすごくもったりした感じ。付け心地はあまりよくないですが、日焼け止め効果はバッチリです。
サーフハットの利用もおすすめです。海の中は日陰がありません。日陰は自分で作るしかないです。熱中症予防にもサーフハットの利用をおすすめします。
日焼け防止用のグローブもあります。ウェットスーツを着ていても、ラッシュガードを着ていても手の甲はどうしても日焼けしてしまいます。日焼け止めクリームを塗ればよいのですが、毎回日焼け止めクリームを塗るのもコスパが悪いです。そんな時におすすめなのが日焼け防止グローブです。
ラッシュガードはご存じの方が多いと思います。日焼け防止用Tシャツといったイメージです。足の日焼けは海用のレギンスがあるんです。
女性独りでサーフィンするメリット
女性独りでサーフィンを最大のメリットは自分時間で行動ができることです。
人と休みを合わせたり、待ち合わせしたりする必要がないというのは何にも代えがたいメリットです。
もう一つのメリットは、サーフィン仲間ができるということです。友達と一緒に始めるとどうしてもその友達としかなかよくなれませんが、独りで始めることで新しい趣味の仲間ができます。
年代も性別も職業も違った仲間ができるというのも楽しさの一つです。
まとめ
30代でサーフィンを始めて子育てや仕事で離れた時期もあったけど、気づけばのべ10年。私が一番よかったと思うのは「年齢を気にしなくなった」ことです。海の中では肩書きも年齢も関係ない。波に乗れたときの気持ちよさは、10代も40代も同じです。
女性独りでサーフィンをすることは怖いことでもなんでもないです。一人時間を楽しめてこその大人時間です。まずは一歩踏み出してみませんか?
鎌倉の海はいつでもあなたを温かく迎え入れてくれます。


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