わたしサーフィン歴10年、鎌倉在住のおばさんサーファーです。今日は安全面のお話をします。
10年間サーフィンをしてきて死ぬかもしれないと思った瞬間や、死ぬほどではないがケガをしたことが何度かありますのでご紹介します。

ちなみにこの写真はバリ島です。いい波でしょ。
死ぬかと思ったエピソード編
カレント(離岸流)エピソード
私の人生の中でも「TOP オブ 死ぬかもしれない」はこれです。カレント(離岸流)に流されました。しかもすごい勢いで。
カレントとは下の絵のように岸から沖に向かう強い流れです。

この日は波が大きく、セットで頭オーバーくらいあったと思います。アウトに出られるかわからないけど、とりあえず海に入ってみようと思ったサーフィン歴5,6年目の頃の私が、運よくか運悪くかアウトに出れてしまったのです。
「ワーイ」と思ったのもつかの間、気が付いたら自分がほかの人から離れて、はるか沖にいるんです。急いで戻ろうと思っても全く進まない。
その時は、すでにサーフィン脱初心者レベルの時期でしたので、カレントに流されたらその場から少し横にずれればよいとわかってはいたのですが、横にずれてもずれても岸から遠ざかるカレントから逃れられませんでした。
しかも運の悪いことにその日は地元ではなく旅行先で、一人でサーフィンしに行っていたので気づいてくれる人も誰もいない。
「どうしよう、どうしたらいいんだろう、このままじゃ溺れちゃう」と本当に焦り、必死でパドルするが状況は全く変わらず。「ここで死んだら子供たちはどうなるんだろう?旦那さんには誰が伝えてくれるんだろう?」などといったことが頭をよぎりました。
結局この時は大きい声で「助けてー!!」と叫んで、周りのサーファーに引っ張って連れて帰ってもらいなんとかカレントから離れ一命をとりとめました。
カレントの対処法として、岸と平行に移動するのは基本ですが、私の経験ではカレントの幅が想像よりずっと広く、少し横にずれた程度では抜けられませんでした。焦って何度も往復するより、まず浮いて体力を温存し、大きく横に移動するか助けを呼ぶほうが確実です。

この時のトラウマで、今でも一番沖にでるのは怖くて、
必ず自分より沖に人がいるところに
ポジション取りしてます。
リーシュコード切れ5回|経年劣化・安物・レンタル品の3パターン
リーシュコード切れは5度ほど経験しました。5回中4回は波の大きい日だったので、波にのまれないように、溺れないように必死に岸まで泳いだのを覚えています。
経年劣化によるリーシュコードの切れ
経年劣化のリーシュコードの切れは2回。
リーシュコードの寿命は1年といわれています。「自分は週末しかサーフィンしないので、使用頻度が高くないから大丈夫」と思っているそこのあなた、私もそうでしたが経年劣化をなめてはいけません。
私は1年どころか3年使用しているリーシュコードで、頭オーバーの波の日にサーフィンにでかけました。
大きいセットがきてグルグル巻かれて、サーフボードが手元から離れてしまったその時に、急に足元のプレッシャーがなくなったのです。やっとの思いで海面に浮きあがってリーシュコードを手繰り寄せたら、その先についているはずのサーフボードがない(汗)。ジョイントのところが外れてサーフボードは岸の方に流されて行っていました。
後に残ったのは、大きいセットの入る沖でプカプカ浮いているサーフボードのない不安そうな私。しかも、足なんて当然つかない場所で頭オーバーのセットがどんどん来ている状態。一度まかれて、またまかれて溺れかけて死ぬかと思った瞬間、友人サーファーに助けられました。

壊れてから買い換えるじゃ
遅いってことを学びました。
ほかにも、波待ちしているときにたまたまリーシュコードを見たら先っぽが板につながってなく釣り糸のように海の中でフラフラ泳いでいたこともありました。この時は5年目のリーシュコードでした。
安いリーシュコードを買って切れた
こちらも2回ほど。
1回目は、まだ買って半年程度の新しめのリーシュコードのコードの部分がプッツリきれました。この時も波の大きい日で、手元からサーフボードが離れてしまったときに起こりました。
原因は、安いリーシュコードを買ったからです。リーシュコードの価格相場は大体5,000円程度なのですが、そのリーシュコードはSALEで2,000円くらいで手に入ったリーシュコードでした。そういえば、その時のリーシュコードは普段使っているものより少し細かったです。
もう1回は、リーシュコードを足首に巻き付けるためのマジックテープ部分が外れてしまいました。よく考えてみるとこちらもSALE品のリーシュコードでした。
レンタルボードしたときにリーシュコードが外れた
これは海外でサーフボードをレンタルしたときの話です。
リーシュコードのマジックテープが劣化していて、足から外れてしまいました。たしかに、見るからに怪しいリーシュコードではありましたが、当時の初心者レベルの私にはそれがわからず、レンタルのリーシュコードを使ったらマジックテープが足から外れて溺れかけました。
これは、海外ならではのエピソードかもしれませんが、それ以来、レンタルボードはしてもリーシュコードは自分で持っていくようにしています。
リーシュコードは命綱だから信頼できるブランドのものを信頼できるお店で買うようにしてね。
リーシュコードはムラサキスポーツなどの正規取扱店で購入するのがおすすめです。知識豊富なスタッフがそろっているので、初めての1本でも相談しながら選べます
ケガ編
続いてケガ編です。「死ぬかもしれない」と思うほどではないですが、ケガも何度かしました。ちなみに、ちょっとした切り傷は日常茶飯事ですので、ここでのご紹介は省きます。
フィンで足を切った
フィンで足を切ったのは3回。いずれも波に巻かれて自分のフィンで足を切りました。
病院に行って何針か縫ったのを覚えています。傷口の砂を洗い流すのがものすごーーーーく痛いです。
ケガをしたときは、まず真水で砂をしっかり洗い流します。傷が深い、出血が止まらない、傷口が開いている場合は自己判断せず病院へ行きましょう。海のケガは浅く見えても感染しやすいので、あとから腫れたり熱を持ったりしたら受診してください。
ドルフィンスルーを失敗して唇を切った
ドルフィンスルーを失敗して、サーフボードが顔面にあたって唇を切ったこともありました。
病院にはいかなかったですが、すごく腫れました。

アナゴさんみたいに唇になったよ(泣)
波が通過まできちんとサーフボードを水中に沈める必要があります。私の場合しっかり水中に沈みきれていなかったので、サーフボードが波のパワーに押されて顔面にむかってきてしまい唇がきってしまいました。
ウニを踏んだ
ウニを踏んで足にとげが刺さったこともありました。
ウニのとげはとても折れやすいので無理に出そうとせずお酢につけるといいらしいです。
ウニのとげを踏んだ時の対処法はこちらの記事を参考にしてください。→MSDマニュアル(ウニによる刺し傷)
クラゲに刺された
カツオノエボシという猛毒のクラゲに刺されたこともありました。
カツオノエボシは打ち上げられたものを踏んでも害がありますので気を付けてください。私はこのときラッシュガードを着ていたのですが刺されました。今は、クラゲの時期はタッパーを着るようにしています。
刺されたら、こすらず海水で洗い流してください。真水は刺胞を刺激するので使いません。触手が残っていたら素手で触らず、手袋やピンセットで取り除きます。カツオノエボシに酢は逆効果とされているので使わないこと。息苦しさやめまいが出たらすぐ救急へ。
カツオノエボシに刺されたときの対処方法はこちら→MSDマニュアル(クラゲによる刺し傷)
カツオノエボシは海水で洗い流します。酢は使ってはいけませんので混同しないように!!
命を守るためにやっていること
続いては、これらの経験を踏まえて私が命を守るためにやっていることをまとめてみました。
ウェットスーツが命を守ってくれた
ウェットスーツがなかったら死んでしまっていたかもしれません。ウェットスーツは寒さから身体を守る以外にも体を浮かせてくれる効果もあります。
サーフボードが体から離れてしまったとき、大きい波がバンバン襲ってきました。そんな中溺れずに済んだのはウェットスーツを着ていたからです。
寒い時だけじゃなく、波が大きい時はウェットスーツを着用することをおすすめします。
ウェットスーツの選び方やおすすめのウェットスーツブランドについてはこちらの記事を参考にしてください。→【初心者向け】ウェットスーツの選び方完全ガイド|種類・ジップ・おすすめブランド8選

私は波が大きい日は必ず
ウェットスーツを着用するように
しています。
周りのサーファーに助けを求める
カレントに流されたとき、リーシュコードが切れたときなど、海の中で怖いと思ったときは大きな声を上げて周りの人に助けてもらってください。格好悪いとか思う必要はありません。命が一番です。

私もカレントに流されたときとリーシュコードが切れたときは
近くにいた人に助けてもらいました。
大きな声で「助けて~」「Help~」と叫んだのを覚えてます。
助けられただけじゃなくて、助けたこともありました。
まとめ
思い返すと命の危険を感じたハプニングは99%波が頭オーバーの大きい日でした。まだ自分の実力に見合わないコンディションでサーフィンをしたのが悪かったです。
まずは、自分の実力に合ったコンディション、合った場所でサーフィンをするようにしましょう。
どこでサーフィンをするかについてはこちらの記事を参考にしてください。→40代・50代向け湘南サーフィン|初心者から上級者まで電車・車でアクセスできるスポット8選

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