最近「サーフィンは何歳までできる?」と聞かれることがあったので、この疑問に回答していきたいと思います。
サーフィンに年齢制限はある?
結論から言うと年齢制限はありません。どんなスポーツでも言えることですが、趣味で続けるのであれば年齢は気にする必要はありません。
ただ、体力面の衰えは否めません。
10代で軽々できていたことが50代・60代になるともたつくというのは仕方がないことです。
49歳私から見て、やはり10代・20代のサーファーはあっという間にうまくなります。この前始めたばっかりでパドルもアップアップのひよこちゃんだったのが、半年も1年もすると私よりうまくなってない?!と軽くショックをうけることもよくあります。
50代でこれからサーフィンを始めようとされている方たち あきらめないでください!!50代、60代には50代・60代のサーフィンの仕方があります。
10代・20代と同じことを同じやり方でやれば負けてしまいますが、50代・60代には50代・60代のやり方があります。
年齢とともに変わること
筋力・瞬発力の変化とその対処法
次に、年齢とともに衰えていく筋力・瞬発力についてです。
※以下は複数の研究データをもとに作成したイメージ図で、実測値そのものではありません

① 筋力のライン
文部科学省・スポーツ庁「体力・運動能力調査」がベースです。握力は男女ともに40〜44歳でピークに達し、その後緩やかに低下、60〜64歳には男性でピーク時の約90%、女性で約85%に、75〜79歳には男性で約70%、女性で約75%まで低下すると報告されています。こちらの記事を参考にしました。→ 長寿科学振興財団
② 瞬発力(垂直跳び)のライン
GIGAZINEが報じた、約50年にわたる追跡研究がベースです。瞬発力は男性27歳・女性19歳でピークに達し、当初は緩やかに、その後は年2%以上のペースで低下が加速し、63歳までに30〜48%低下すると報告されています。 こちらの記事を参考にしました。→野田市HP
つまり、50代からサーフィンを始めるにはパドルを支える筋力とテイクオフのかなめになる瞬発力を鍛える必要があるということです。
サーフィンに必要な陸上トレーニングはこちらの記事にまとめてあります。→女性サーファー必見!サーフィンに必要な筋トレ|40代から始めるトレーニング
波の選び方が変わる
49歳の私が最近思うのは「無理しなくなったな~」です。
サーフィンを始めたばかりの30歳頃の私は、自分の実力も顧みず頭くらいの波に挑んでは溺れかけたり、怖い思いをして打ちひしがれて帰ってきたりしていましたが、今はそんな無理はしなくなりました。
「セットはショートボードに譲って、次の波に乗ろう」とか、「ここは混んでいるから少しずれて空いているポジションでゆっくり波待ちしよう」等々、とにかく「自分が一番最初に一番いい波にのるんだ~」っている感覚をなくなりました。
「大きい波にのりたい」「いい波に乗りたい」とおもってガツガツしていた30代の頃の私は、今は「楽しくゆっくりサーフィンがしたい」に変わりました。楽しいと思えるサーフィンのスタイルが変わったんですね。
いまは、どんなに大きくても肩サイズまで。それ以上大きい波は私自身が楽しいと感じられないので、観戦に徹します。波がよくて激混みしている場所にもいきません。
ヒザサイズの波が楽しいと感じるならヒザサイズの波を選んでサーフィンすればいいんです。人が10本のっている中、自分は1本しかのれて泣いてもいいんです。プロじゃないんだから自分が楽しければいいんです。
回復に時間がかかる
体力の衰えは否めません。若い頃は、どんなに疲れていてもおいしいものをたくさん食べてたっぷり寝たら次の日には完全回復できていましたが、アラフィフともなるとそういうわけにはいきません。
いい波だからって何本も続けてのったり、毎日3時間も4時間も海に入っていると必ずどこかで疲れて嫌になってしまったり、ケガしたりしてしまいます。
「1本のったら、1本はほかの人に譲る」とか、「2日入って、1日休む」とか、「毎日入るなら1時間だけにする」など、自分の体調・体力と相談しながらサーフィンをするようにしましょう。
最近私の周りの50代・60代にけが人続出しています。「サーファーズイヤーになってしまった」とか、「肘を痛めてしまった」とか、「坐骨神経痛になってしまった」とか、「足がしびれる」とか、いったんケガをすると回復までに時間がかかるのが50代・60代です。
回復に時間がかかることを理解した行動をするようにしましょう。
50代から始めても遅くない理由
49歳の私自身、始めたのは30歳を超えてから。その頃は、へたくそのくせに台風の大きい波にもチャレンジしてたし、いろいろな場所にサーフトリップにもいきました。そして、いろいろな経験を踏まえ、49歳になった今は地元でまったりサーフィンしています。
そんな私の地元には、40代だけじゃなく50代・60代・70代のサーファー達がサーフィンを楽しんでいます。
サーフィンは何歳からだって始められるし、何歳になっても続けることができます。

年齢より「怪我をしない体づくり」「無理のない波選び」
が大事ですね。
長く続けるためのコツ
ここまでお話ししてきたことをまとめると、長く続けるコツは3つです。
ひとつめは体力面。パドル力や瞬発力は年齢とともに落ちていきますが、鍛えれば維持することができます。毎日サーフィンできれば理想ですが、なかなかそうもいかないのが現実。陸トレについてはこちらの記事にまとめているので参考にしてください。→女性サーファー必見!サーフィンに必要な筋トレ|40代から始めるトレーニング
ふたつめは日焼け・肌ケア。長年海に出ていると紫外線ダメージは確実に蓄積します。1日でも早いケアが、長く楽しむための投資になります。→【サーファー女子必見】日焼け対策全身ガイド|顔・頭・体・手まで完全網羅【2026年版】
みっつめは無理をしない波選び。「大きい波に乗りたい」より「楽しく乗りたい」を優先すること。これが結果的に一番ケガなく長続きする秘訣です。→サーフィン歴10年で死ぬかと思った瞬間|大きすぎる波にチャレンジする危険とケガの実例7つ
湘南には、初心者にもやさしいポイントがたくさんあります。ポイント選びも重要です。湘南のポイントについて知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。→40代・50代向け湘南サーフィン|初心者から上級者まで電車・車でアクセスできるスポット8選
まとめ
「サーフィンは何歳までできる?」という質問に対する私の答えは、「何歳まででもできる」です。要は「何歳までできるか」ではなく「どう付き合っていくか」だと思っています。
20代のやり方をそのまま50代・60代で続けようとすれば、どこかで無理が出ます。でも、年齢に合わせてやり方を変えていけば、サーフィンは一生続けられる趣味です。
私の地元には、40代・50代・60代・70代、いろんな年代のサーファーが今日も楽しそうに海に入っています。年齢を理由にあきらめるのはもったいないです。
80歳超えてもサーフィンをしている人もいます。きっと勇気がわくはずです。→40代・50代のサーフィンは主流派|サーファーの8割を占める理由
49歳の私の休日の過ごし方です。→49歳おばさんサーファーの休日ルーティーン|海に入る一日の過ごし方
今から始めたいと思っているあなたも、ぜひ一歩踏み出してみてください。


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